業務内容を教えて下さい。

大きく分けて以下の2つを行っております。
① 検査
日本及び世界中から購入している果汁・果肉の原料受け入れ検査及び、委託先で製造した最終製品の確認検査、品質調査など、様々な検査を行っています。
検査には大きく分けて理化学検査と微生物検査があり、規格に合わせた項目を主に行っています。理化学検査は糖度・酸度・pH・色・パルプ量・官能検査を主に行い、粘度や固形量など追加の検査も行います。基本は専用の機器で計測をしますが、官能検査は検査員の五感で判断をしています。微生物検査は大腸菌群・一般生菌数・カビ・酵母の検査を主に行います。特に当社の果汁は飲料用に使用される事が多いため、TAB（耐熱性好酸性菌）検査が追加されることが多く、顧客によって検査法が異なるため各々に対しての方法で検査を行っています。
②機器校正と点検
検査に使用する機器が基準器と合っているか、または異常が無いかを確認するために使用前点検及び校正点検を行います。機器によって頻度は毎日（朝・昼）、月1回、年1回があります。また方法としては社内点検（標準器を用いて行う）や外部への依頼をします。

やりがいを感じるときはどんな時ですか？

自分の出来る検査が増えたときにやりがいを感じます。
入社した当初は微生物検査を中心に業務を行っていましたが、現在は理化学検査も担当しており、検査状況に応じてどちらのサポートにも入れるようになり、自分の成長を感じた時、やりがいに繋がっています。
果汁・果肉だけではなく乳製品やコーヒーの取り扱いも増えたことで、今後はより検査項目も増えていくと思いますので、自分の出来る検査を増やしていきたいと思っています。

会社の魅力は何ですか？

風通しの良い職場であり、自分が思っていることや悩んでいることなど気軽に相談できるところだと思います。特に品質管理部は、お互いに助け合いながら仕事が出来るところが魅力だと思います。例えば、自分の仕事量が多いときや急な仕事が入ってしまった時には、余裕のある人に手伝っていただいたりして助け合いながら仕事が出来ます。先輩から大丈夫？などと声をかけていただけると嬉しいです。

今後チャレンジしていきたい事は何ですか？

検査業務が主な仕事ですので、自分自身の検査の精度を上げていきたいと考えています。特に官能検査は微妙な風味の変化にも気が付けるように訓練していけたらと思っています。他にも日々の検査業務だけでなく、積極的に新たな検査等に取り組んで当社で出来ることが増えることでお客様の要望に応えていきたいと思います。