当社の特徴は長年に渡り国産果実の加工、海外産農産加工品の調達、の2つの事業軸で商売を拡大させてきました。チームメンバーは学業、職歴いずれも様々なバックボーンを持つ者が活躍しています。いずれも共通するのは食への関心とチャレンジ精神です。風通しが良く、その分若いうちから主体性をもって周囲に働きかけ、仕事を作っていくことになります。
国内外の果実や加工品の調達の業務を担っています。皆さんが生活されている中で感じられているように、天候異常や少子高齢化などの供給面の制約で、果実や野菜、そしてその加工品を安価に大量にいつでも購入できる時代は終わろうとしています。例えば、オレンジジュースはブラジルにおける不作で生産量が2023~2024年にかけて大きく減少し、日本にモノを持ってくることが当社の使命となりました。
国内では農産品の生産者数が減少する中で、当社でも買いたくても買えない商材が増えてきております。その中で、どのようにお客様のニーズを満たしていくか、どのように事業を拡大させていくか、これらを戦略立案、実行することが当部の役割となります。
海外業務は、海外仕入先の探索、商品確認、価格交渉、契約書の作成、為替の取得、買付け、配送方法の検討、営業担当に同行して行う顧客提案など、多岐に亘ります。各国で時差があるため、この時間はX国のYさんと電話で議論しようという形で時間配分を行います。
国産業務は、既存原料の日々の入荷対応、新規原料の探索、営業部門との需要調査、JAなど仕入先との商談、入荷方法・加工方法の検討、営業部と同行の上お客様へのご提案を行います。
日々新たな課題、チャンスがやってきますので、毎年飽きがくることはないです。
海外担当については英語力が必須で求められます。一方で、社内で必死に勉強し、話せるようになっていくメンバーもおります。その意味では、英語の得手不得手に関係なく、仕入先と信頼関係を築けるようなパッションがあるかが重要となります。
国産業務については当社での製造が入りますので、関係者の数が海外事業よりも格段に増えます。多くの関係者の利害調整を行いながら議論をまとめていけるか、やりたいことをプレゼンし関係者を巻き込むようなリーダーシップが取れるか、そこがポイントとなります。
担当一人一人の裁量の範囲が大きく、比較的早い段階で仕事を任せてもらえるようになります。その一方で責任範囲も広く、自分の取り組みのお陰で利益を生み出せることもあれば、損失となることもあります。主体性があることがその面で重要です。
事業の長さについては、長期プロジェクトももちろんありますが、毎年その年の入札が取れるかの短期勝負の案件が多数あります。多数の案件をスピーディーに回していけるか、この点も求められます。
また食に関する飽くなき興味も求められます。日々の生活の中でもアイデアを見つけていき、ライスワークではなくライフワークとして食品事業に打ち込める方歓迎です。
社内外の関係者の協力を得て汗をかいて立ち上げた商品が、店頭発売された際にはやりがいを感じます。会社の経営理念である「おいしさと共に、よりよい生活を」が体現された瞬間だと感じます。
果実の収穫シーズンにはやらなければいけない仕事でスケジュールが一杯になりますが、その当たり前にやる業務をこなしつつ、+αの新たな提案は常に歓迎されます。皆で考えた案が産地貢献にもなっていると感じた時、やりがいはひとしおです。
国内外問わず頻繁に出張に行ける事も魅力です。海外にあこがれるのではなく、日本代表になった気持ちで必要なものを調達できるか、これができた時の喜びは大きいです。